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新箴言20 

摸倣も極致に到達すると真実と同様になる

この真理に則って 善いという事は極力 摸倣に専念すべきである



国外での任務に従事するため出発のとき お別れに参上した際

恩師は『できるだけ善かことは極力真似することばい

そして人にめいわくかくるような悪かことは決して真似するでなかぞ』

とねんごろにいわれた

自己を完全に啓発し 自己を真実に向上させ人の世の

ために真に役立つ真人となろうためには ひたすらこうした

こころがけで何でも良いことは摸倣することに専念すべきである


Imitation achieved to perfection attaind as good as true.

Therefore,what is good shoud be imitated to the utmost.


新箴言20





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by florence18 | 2014-07-19 17:33 | *how to 6

新箴言18 天真流露

人生に活きる際 気取ったりぶったりせぬように

心がけると どんなに心に余裕ができるかわからない

禅の言葉に『無碍自在』というのがある

これは心に何ら執着のないときの心の力が

その融通性を100%にして その可能率を向上するという

意味を喝破したものと思う



これは理屈でなく 心に何らの執着もない場合は

いいかえると心が何物何事いもとらわれていないときには

これを形容すれば 円転滑脱 自由自在に 臨機応変の対応が

できるものであるということは われわれが人生において

経験する事実がしばしばこれを証明している




反対に心に何かの執着 すなわちととらわれがあると

心の力はたちまち凝縮して その可能率が著しく低下する



要するに この実際の消息を考察すると 人生に活きる際

気取ったり ぶったりすることがどれだけ無駄な損失を自己の人生に

招致するかわからないということも明白に理解されるはずである



ところがこの明白な事理が(事象とその道理)歴然として存在しているのにも

かかわらず 世の人の多くはやたらに気取ったり ぶったりすることを

さながら常習としておこなっている


しかも それが自分をえらく見せようとか あるいは安っぽく

見られたくないとか または強いように見せようとか ばかにされたくないとか

等々 それがもうすでに価値のない執着 すなわちとらわれになっている

ということに気付かずに 盛んに気取ったり ぶったりということに苦心する

それどころかむしろ腐心するといってよい実情である

そしてその結果 前述したとおり 知らず知らずの間に心の力を

著しく低下させている



要約すれば そうした行為はとりもなおさず 精神生命の消耗率を

異常に促進するからである

鉛を金に見せよう 石ころを宝石にみせようとするのと同然で

それは異常な精神消耗の原因となるだけである


本当にできている人というものは 決してぶりも気取りもしない

いわゆる 天真流露そのままである



これは私が日露戦争後 挑戦で当時の韓国統監であった伊藤博文さんから

直接耳にした話であるが あるとき伊藤さんが『肝は伊藤満の薫陶を受けたそうでそうだが

あの人は実に偉い人である 現に自分が私淑している粗い石禅師が かつて当山君に

相会したときの感想として 今までいろいろの人に会ったが 頭山氏のようなどう見ても

少しも偉く見えないでしかもほんとうに偉いと思う人に会ったことがないと非常に感激していた』

と話されましたが まさにたしかに頭山恩師は 石禅師のごとく極めて平凡に見える、少しも

偉さを表さないという偉い人であった

いつも同じ状態でいられたお方である



天風教義が 常に心の態度を積極的に堅持せよと教示し さらに絶対積極の態度とは

いっさいに対して不即不離(お互いにつきもせず離れもしない関係)であることなりと

説破し これこそが虚心平気の絶対境地というのであると訓えているのも 

要は無碍にして(とわられがなく自由自在な事)自在なりという真に綽綽たる余裕を

心にもつ真人としての人生に活きる人をおおからしめたいがためで

また真の人生幸福というものはそうした人に恵与されるものであるという

峻厳なる宇宙真理をおろそかになし能(あた)わぬためである



If we try not to give ourselves airs nor to be affected in life,

affected in life,we will find how much we can be composed in mind.



新箴言18



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by florence18 | 2014-07-18 15:43 | *how to 6

新箴言17 調和

調和ということは 真善美の美に該当するもので

これは探究すべきでなく 自ら進んで作為すべきものである


そも調和というものは 厳粛なる宇宙本来の面目であり

かつまた人生の実相であると同時に 生きとし生ける万物の生命の

本然の姿なのである




いいかえると調和ということは万物存在の絶対に侵すべからざる

自然性なのである

調和のあるところのみに いわゆる真の完成というものがあって

反対に調和のないところには絶対に完成と言うものはあり得ない

のは事物事象に明瞭に現れてくる




すなわち雨にせよ 風にせよ 雪にせよ 氷にせよ

寒暑温冷一切合切 そのすべてがこの調和という自然性が

その素因となって発動する現象に他ならない




否 極言すれば 人々が大いに怖れ忌み嫌う天変地異 地震 噴火

台風 津波等々の災害なども また人間の生命に生ずる疾違和の

減少のごときものも もっと分かりやすく言えば発熱するのも

下痢するのも みなこの峻厳なる宇宙摂理より生じてくる尊い

大自然性の発動現象なのである




すなわち宇宙の事物事象の一切をできるだけ完全な姿にするべく

いいかえれば絶対調和の状態にするべく その不備と欠陥を

是正しようとするための自然性の能動作用なのである


そしてその絶対調和の状態こそ 美と言うものの本当の姿なので

調和のないところに完全がないのと同様に 調和のないところに

本当の美はないのである



もっと極言すれば うつくしいという言葉はしっくりと調和しているという

言葉の代名詞でさらにうつくしいというのは完全だということになるのである


また前にもいったとおり 調和のないところには完全というものが

ないのであるから 政治であれ 事業であれ さらには人事世事の一切合切

調和がすべての完成への重要な役割を果たすので どんな思想でも主義でも

また計画でも設計でも 調和を無視し没却された考慮では

とうていその完成は現実化されないのが当然の真理なのである


要するに 俗にいう無理は通らぬというのが この実際の消息を

怒んなく喝破した(真理を説き尽くすこと)言葉なのである



だから 何事でも現実に完成させようと意図するならば

何よりも調和という大事実をその根底基盤とすることが

先決な要諦だということを忘れてはならないのである



たとえば 政治家が失脚したり 事業家や商売人が失敗するもの

要約すると 必ずやその思索や言動にこの調和という大切なことが

欠如していたことが 必ずやその原因の中に存在しているのである



だから絶対真理に鑑みて 自己の人生の完成を現実に企図するものは

常に何事何物にも『調和』ということを決しておろそかにすべきでは

ないということを 人生に対する厳粛な心得とすべきである




調和こそ 人生䌂正確に決定する ゴールデンプロトタイプ(基本形)

というべき絶対唯一の至宝である



Harmony corresponds to Beauty among Ttuth,Good and Beauty;

and it is not to be searched for but to be mede.



新箴言17より




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by florence18 | 2014-07-11 18:02 | *how to 6

新箴言16 時は金よりも貴重な尊さがある

物質礼賛の実利主義者はあるいは『時は金なり』

というこの言葉に心からの共鳴を惜しまないであろう

しかし 金は失っても取り返すことはあえて不可能ではないが

時は一旦失ったら永久に現在の意識に決して戻ってこない



のみならず いっさいの事物の完成を観察すると

それは金の力で成し得たように見えても 真実は

要約すれば時の力である



ところが人々の多くは この侵すべくもない事実を無視して

事物の完成をただ金智からまたは入力に一辺倒視する



しかもこうした考察を是正しないで『時』なるものを批判すると

往々にして『時』というものの真の価値の認識が誤ったものになり

第2義的に堕する恐れが生じてくる


光陰矢のごとしなどと言う言葉は誰でもみな知っている

知っていながらそれは単に知っているだけのもので

少しもそれを重大だと考えていない


瞬間と言えども軽々に徒費すべきでなく 心して有意義に

使って活きるべきだと厳かに自戒して頂きたい



The proverb says,"Time is money".

But, in truth, time has far more precious value money.


新箴言16より



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by florence18 | 2014-07-11 17:11 | *how to 6

新箴言15 

『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』


という文化の未発達な時代の人間のいっていた

過去思想を さも絶対真理のごとく思ったり

あるいは口にしたりしている人がある


そのそもこの言葉が相対理論であって絶対真理でないことは

十分理解されていると信ずるが この言葉を絶対真理のように

軽率に早合点している人が 専門の医者やあるいは学究の中にも

今なおかつ相当多い傾向がみられる


すなわち この言葉を一途に絶対の真理のごとく思う人々は

健全な肉体をもつはずの人々 たとえば運動家=スポーツマン

または武術家 あるいはレスラーやボクサーたちが

必ずしも健全な精神状態の不健康な人をよく見受けるということを

見落としている


のみならずこの種の人々は肝心かなめの健全な肉体を作るのにも

その先決要諦は何よりもまず精神状態を健全にしなければ

その目的を達成することは絶対に不可能だということを正しく自覚していない


つまりこの種の人々は 人生に存在する表面的な事実の片りん(小さい部分 一端)

だけをみて それを教義として全体論をする人である

もっとわかりやすくいえば 肉体に少しでも故障が生ずると元気がなくなって

当然精神状態も消極的になるではないかという 世人の一般的な事実だけに考察の

焦点を置くからで さらにそのときにその人が精神状態を積極的にすれば

その病的故障はその積極的な精神状態の反映でたちまち自然良能が促進されて

その回復を早めるという基地な大事実を理解していない人なのである



健全なる精神は 人生の一切に対して

その心の態度が 積極的である時にのみ 正しく 作為される



精神の積極状態というのは 厳密にいうと2つに分類され

A 絶対積極    B 相対積極

絶対積極とは『何事に対しても虚心平気の状態』

相対積極 『何事に対しても できうる限り

明朗括淡ハツラツ颯爽として対応すること』


いずれにしても 人生建設の先決要諦である

健全精神の完成は その基本条件である精神状態を方便手段として

絶対積極の状態に到達させることである

そしてその到達過程の方便手段として 相対積極からまず

到入すべきである



A sound mind is formed rightly only

when one's mental attitude is positive towards everything in life.



新箴言15より




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by florence18 | 2014-07-11 13:50 | *how to 6

新箴言14 残心

人生に 最も注意すべきことは 得意の時に

ひとしおの心の備えを 緩めぬよう心かけることである


武道のほうで言う「残心」という言葉

闘う前と闘う最中の心構えと 闘い終わったときの

心構えに いささかの差別があってはならないという戒めなのである


すなわち 闘い終わったときも闘う最中と同様

かりそめにも安易に心を緩めるなかれということなのである

特に勝利を克ち得た時は 特にこの心構えを厳重にすべしと戒めている



なぜならば 誰でも勝利を得ると 勝った!という得意感=安心感

が即座に心に生ずるものである

すると同時に心の心の構えに緩みが生じるからである

この隙というのは 心理的にいうと 『放心から生ずる有意注意力の欠如』

という心理現象なので この心理現象が精神生命の内容に発生すると

心のもつ応変(変化に対応する)可能な自在性と言う大切なものが委縮される



これもとどのつまりは精神生命内に存在する 一種の報償作用なので

そうなると当然 心の働きが委縮的になって さらに心身相関の結果として

自然と肉体の活動も消極的な束縛を受けることになる



すなわち 武道のほうでいう体くずれ または構えやぶれという状態になる

だから『残心』というのは 事前事後いかなる場合にも隙を作らぬように

心を備えて持てということなので いいかえると 古諺(昔のことわざ)の訓える

「終わりを慎むこと始めのごとくあれ」というのと同様のことなのである



したがって ここで最も正しく理解せねばならない肝要な点は

この『隙を作らぬ心=残心』の心構えとはどんな心構えなのかということである

この心構えの実際の状態がはっきりわからないと 心の備えということが

言葉や文字で一応分かったように感じても 真実なものを実感的に心に

杷握することはできない



しからば『残心』という心構え=隙を作らぬ心構え 換言すれば

隙のない心こそが本当の心の構え方だという その状態とは

そもそもいかなる状態かというと すなわち終始一貫同一不変の平静の心

古語にいう『一以貫之(ひとつの心でこれを貫け)』というのと同様の心構えである

これを禅の方では『大定心(だいじょうしん)』という

これをわかりやすくいえば『大定心』というのは どんなとき

どんなことにもいささかも動揺せぬ心 いいかえると いかなる場合にも

怯じず 怖れず 急がず 焦らず いつも淡々として極めて落ち着いている心なのである



これをもっと適切な状態でいえば 『何事もないときの心と同様の心の状態』である

あの古い句で有名な『湯上りの気持ちを欲しや常日頃』というのが 

この心もちを最も真実に形容表現している

要するに何事もない時の平静の心こそ 大定の心なりということである



英語の名言集の中に”You had better to be pretend to be happy when you are blue."

(不幸なときこそ 幸せに振舞え)というのがあるが 

これも失意のとき 心に落差を作り出さないと言うことである

言い換えれば 心を無波動的にして それを平常心とせよという言外の意味のある

言葉としてよいと思う



悪い習慣をつけぬようにすることは 悪習慣を破ることよりやさしい




超然として天に任せ 悠然として道を楽しむ

靉然((あいぜん)雲がわきいでるさま)として人に接し

毅然として節を持す 厳然として自らをつつしみ 

泰然として難に処く(おもむく)

・・・これは中国革命の大志士で孫文から示教された六然訓句・・・



We must be most careful in life not to be off our mental guarding

still more at the time of our best days.


新箴言14より









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by florence18 | 2014-07-07 19:16 | *how to 6

新箴言13 神経系統を

事実において 神経系統の作用に万一不調和が生ずれば

生命エネルギーの教授もまた配分も 一切がその調和を欠如してくる

したがって他の合理的な養生法や健康法を実行しても

肝心の神経系統の作用が不調和になると コイルの配列に

不完全をきたしたモーターにいくら良性の潤滑油を注入しても

またその他の手入れを行い さらに強力な電流を通じても

規定通りの良好な回転は具現しない

(はっきりとわかる形で現れること)のと同様である


ただし モーターのコイルの調整作用はモーター自身には存在していない

人間の生命の中でコイルに該当する神経系統は 精神態度が

その作用を妨害しない限りは 神経系統 それ自身に自然的調整作用がある

そしてその最も理想的な精神態度とは 精神の絶対安定した状態をいうのである



要するに天風教義の真髄たる心身統一の先決問題に 精神態度の

積極化を力説するゆえんもまたここにあるといわねばならない



これがあるゆえに ますます銘心堅固に(心に刻みつけしっかりと定めて動かないこと)

天風教義を実践されて宇宙真理に順応し 正々堂々健康と運命の勝利者として

その現実を発揮されんことをあえて心より推奨する



Anyone who holds a positive attitude of mind toward

his life will always be the victor in his health and fortune,

and without this attitude he will be defeated.


箴言13より




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by florence18 | 2014-07-07 19:05 | *how to 6

安生打座法 新箴言9

安生打座法は正当なる思慮と断定を生み出す

絶対的密法であるから其心して践行に努力すべし


安生打座法という密法が即座に妄想念を

制御静止して立ちどころに心境を払拭することに

よって 世人の多くが容易にでき難いと思い込んでいる

無念無想=最高心境=三味境(さんまいきょう)=Samadhi

にきわめて簡単容易に到入することができるからである



言い換えれば われわれの心境が無念無想という最高心境

に到入すると 科学的に言えば宇宙創造の根本要素

=PC・H(プランク定数H)と人間の生命とが融合一体化するからで

これをさらに哲学的に表現すれば 神人冥合の現実化が具顕して

(具体的に明らかになること)神=大自然のもつ叡智が

無条件にその心の中に流入するからである

すなわちかのヘーゲルの言った 宇宙に偏在する妥当性という

目に見えない しかも絶対的に貴重なる実在と完全に心が

合致状態になるがためである。




禅家の名僧で活き仏といわれた一代の善智識 石川素童師が

東郷元師や杉浦重剛先輩等ともども 初期時代の天風会の

修練界に参加され この密法を践行された際 感慨深く言われた

言葉を特にみなさんの行修に対する貴重な拠りどころとして

書き添えることとする


禅師はこう言われた

「こんな訳なく接心のできる近道のあることとも知らず

何と何と 永い間 深山幽谷の中や険しい山坂を苦しい

思いをして歩いていたと同じ苦行で行修し さてさて

接心把握の至難のことよとつくづく座禅行の味得徹底の

難しさを痛感していたものであった

“どの道も行くもひとつの花かな”ではあるが…

しかしこのたびこの優れた真理を授かりしこと 

何ともいえぬ仏恩でした…しかしこの密法は 一般の苦行僧には

容易に授戒(仏門に入るものに戒律を授けること)すべきでない

と思うというのは こんな安易な方法で簡単に接心せしめると

宗教の真諦(絶対的・究極的真理)を往々蔑ろにする者が

できるおそれがあるゆえ云々」と



確かに禅師のこの言葉はそれが僧門の人であろうと

普通の人間であろうと まことに貴重な反省を与えられた

戒めを説く言葉であると思う



要は私が常々口癖のようにいっている”lightly come,lightly gone"

(得やすければ失いやすし)を厳戒された一大偈辞(真理の言葉)だからである


なお厳かに内省検討してみよう!

今自分は日々の人生生活の際 しばしば与えられるであろう

「接心」(無念無想への一貫道程)への貴重な機会を

安生打座の践行をおろそかにすることによってあたら

逃してやしないか…それがあまりに安易な方法であるだけに…



そして万一そうであったならば もっともっと生命存在の瞬間瞬間を

重大視して 常にもっと活きがいのある人生を作為することに心を

真剣にふり向けることに心から努力しようと厳かに反省するがよい。



古歌に『今いまと今という間に今ぞなく 今という間に今ぞ過ぎ行く』

というのがある


まことにつつましやかに心すべきことである。








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by florence18 | 2014-07-01 17:28 | *how to 6

親切本位で共に活きる 新箴言7

報償を目的としたり 恩に着せる心持で

為される言行は真の誠意でもなくまた親切でもない


人と人との世界に活きるお互い人間は どんな場合にも

お互いの間柄を 偏りのない公平で美しい愛情と

心の誠実さを心として尊い思いやりで助け合うという

いわゆる文字通り親切本位で共に活きることが

最高の理想であらねばならない

そして第一に大切な秘訣は 報いをあてにしたり

自己の言動を恩着せがましく思わせようとするのでは

その意味がまったくなくなってしまう


明の時代の中国の名著と言われる「菜根譚」の33節にも

「功名富貴の心を放ち得下して すなわち凡を脱すべし」



人間がこの世に活きる要訣は みだりに功名や

富貴の欲望に心をとらわれないということである

そうすれば 健康も長寿もさらに幸運も 求めなくても

当然のように恵まれる真人となり得るという

峻厳なる宇宙真理を喝破(正しい道理を言い尽くす事)

したものなのである


遠い数百年前の時代において すでにこの侵すべかざる

人生に絡まる宇宙真理を 正確に霊感した哲人のいたことは

まことに尊いことであるといわねばならない



多く語るまでもなく 絶対のものは いかに時勢が変換し どんなに

世相が変移しても 不変不易(絶対に変わらないさま)のものである



人間は無私無我の生活を本位として活きてこそ

本当の人間としても幸福ー健康ー長寿と良き運命

を求めなくても恵まれるというのが この世ある限り

いささかも変わる事のない 人生に賦与(分け与えること)

されている宇宙真理なのである



私がかつて大患に冒されて後 人生真理の探究に

志して求道の放浪生活を敢行した際 最後の正念自覚を

獲得したインドにおいて 恩師のカリアッパ師から

「これはシェイクスピアの言葉だがすこぶる玩味すべきものが

あるから これをダーラナ(安生打座法)を行いながら正しく

その真意をとらえてみるがよい。そうすれば必ずや現在の

汝の疾病の回復の遅い理由が自然と判然するから」

と言われて 終わりに添記してある1つの章句を口誦された



そこで師の言われるままに ダーラナを行うときに

この章句を公案(座禅のさい工夫する課題)としてその真意を

感得することに一生懸命観念集中を行って 次第次第に

自分の疾患の回復がはかばかしくないのは あまりにも自我に

即した妄念が終始心の中で葛藤を起こしていたため 天から生まれながらに

賦与されている自然良能力の発動を阻止妨害していたからである

ということが自覚されてきた



そこでそれから以後は『空』に徹する心を堅持することに

ひたむきに努めたところ 執着から離脱した無我の心が

宇宙エネルギーから甦りの力(ヴリル)を多分に収受することと

なって 文字通り厚紙を剥がすように全体生命に驚くべき

活性がみなぎってきたのである。


ですからみなさんもこの箴言の真意を心に体して(身につけて守る)

真人としても純正生活に徹せられたと熱奨する次第である



「慈悲というものは強いられるべきではない。慈雨のように

天からこの大地へ降り注ぐものだ」シェイクスピア


「真の人生生活は 自己のためだけでなく

人類すべてのためにある」天風哲人



It can't be definded as a real sincerity nor kindness of man,

if he says or acts for others whth an objective to receive

some compensation or an intention to lay them under obligation.

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by florence18 | 2014-06-30 18:25 | *how to 6

不幸な時ほど幸せそうに振舞え 新箴言5

健康や運命というものは

それを消極的に考えない人々のみ

恵与されるよう 宇宙真理ができている




遺憾ながら 現代人の人生知識の中には

「心」というものが人生存在の一切を

掌握する峻厳(しゅんげん)なるものであるという

人生確保に対する一番大切なころが欠如してるのである



もっと極論すると 現代の理智階級者の概ね多くは

いのちの力 換言すればこうしてお互いが

活きているのは ひとえに神経系統の作用による

ものだという事を正しく自覚していない



またそれをそうと自覚している人の中にも 神経系統の

すべてが 詳しく言えば植物神経系も動物神経系も

そのことごとくが前記のごとく 肉体に施す手段方法=薬剤

栄養その他の肉体的の=で完全に作用させることができると

いうふうに考えている人が多い。



ところが真理は誠に厳粛で 人間がどう勝手に理屈を脚色しても

すべての神経系統は 肉体の支配を受けているものではなく

精神=心の支配を直接に享受して 生命維持の運営作用を

行っているのである。


この大事実はいくらよい薬を用い 栄養を豊富にし摂取し

その他の肉体的の方法を実行しても 心が消極的である限りは

健康ひとつでさえ思うように建設できずに ましてや運命開拓の力などは

思いもよらないが これに反して心がその病に負けず また運命に

脅かされないという積極的態度を堅持できれば あえて薬や

その他の肉体的手段や方法を特に採用しなくても

充分に健康や運命を確保し得ることで 明瞭に証明されるのである。



現に英国の格言に”You had better pretend to be happy you are blue."

不幸な時ほど幸せそうに振舞え というのがあるが

これも要するに 心の態度が いのちの力の中枢をなす

神経系に反映すると 当然運命を克服する力が発現する

という事実を訓えている貴重な言葉なのである



いずれにしても 心の態度が人生に与える直接的な影響は

他言する必要のないほど 切実なものであるだけに

瞬時の間ともいえども油断なく その態度の積極化に

努力すべきである


そして ふたたび獲得のできない人生を

正しく守ることに専念しよう





Such is the universal truth that health or fortune is blessed to the

man who does not think of them in a negrative way.

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by florence18 | 2014-06-30 16:29 | *how to 6


不安や悩みや病気を乗り越えて スパラシキ人生*にするための方法を書いてます。


by florence18

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