1-③我とは何ぞや カリアッパ師との会話

カンチェンジェンガでカリアッパ師との会話

カリアッパ師:『俺がもうひとつお前に聞きたいのは
おまえは一体何だい?』

天風さん『私?Don't you konw I am human beings?』

カ:『それは人間だとは分かっているよ
お前と言う人間の正体は難だって聞いてんだよ』

私 歯を出したんです

カ:『はっ、その歯か』

天:『違いますか、私の考え?』

カ:『とんでもない。考え方の違いだよ、それは』

天:『あなたの考え方は?』

そうしたらねぇ、

カ:『俺の考え方よりまずもう少しこのquestionを続けようじゃないか』

長い道中ですから先方はロバに乗って私はテクテクお供をしている

カ:『おまえはあれかい、その腰に巻いてるターバンねぇ そのターバンはお前かい?』

とこういうんだ。
変な事いうんじゃねぇか。
ターバンは俺が腰に巻いてるもんじゃねぇか。
それから

天:『あんたと私の考え方違いますよ』って言ったら

カ:『ほう、それは何だね?』

天:『これ私の所有物ですよ。あんたから戴いた』

カ:『あぁ、じゃぁターバンはお前の所有物。お前のBodyはお前?』

天:『はぁてな?』

カ:『じゃー仮にだねぇ、お前のターバンを他の物が持ってちゃったら
お前それを泥棒と言うか?』

天:『そりゃいいますよ』
所有権のない奴が所有してたらね

カ:『それで、その持ってたやつがこれお前のもんじゃない。
俺のもんだと言ったら喧嘩になるわねぇ。
そのお前の体を他の人が持ってちゃったらどうする?』

天:『持ってかれませんよ。こりゃ私ですから』

カ:『ふうん。持ってかれないからそういう風に考えるのかな
じゃ、持って行かれないもんはみんなお前のもんか、お前か?』

天:『何だかあんたの言う事私すっかり分からない』って言ったら

カ:『俺がお前の答に分からないから聞いてんだ。今も言った通り
question繰り返すぞ。
そのターバンはお前か?ってぇ聞いたら、お前のもんだと言ったな』

天:『言いましたよ』

カ:『あたしの考え方だと、お前の体もお前じゃなくて、お前のもんだと
思うが、どうだねぇ』
おかしいいな。こりゃ。

天:『なるほど。何だかよくわかんねぇけども、なんだかあんたのことも
本当らしいなぁ』と、こう言ったら

カ:『俺の事が本当らしく。お前のいうことも本当らしかったら
どっちが本当なんだ?』

天:『困りますなぁ。そういうあれ考えたことないんですから、今まで』

天:『なるほど、あんたのターバンでもって考えてみると
少しあんたの言う事が本当らしい』

カ:『そうじゃないよぉ。考えてもみろ。じゃぁ、お前
俺が指差すところねぇ。これお前かい?』

天:『いや、こりゃ私の手ですよ』

カ:『手?
My arm.myっていう言葉は所有を表す言葉だねぇ。
いわゆる所有を表す言葉

ここは?』

天:『ここは私の胸です』

カ:『あっ。そう。足は?』

天:『MY legs here.』

カ:『するとお前ないじゃねぇか。どこにお前があるんだよ?』

あっ、なるほど考えてみると、ないや。

あたしの胸 あたしの手 あたしの指 あたしの顔
あたしの足 みんなこれあたしのだもん
そうだろう。はてな。考えちゃった。
歩きながら。そうなると俺何にもないや。
歩いてるからだ 俺のからだが歩いてるんで、俺が歩いてるんじゃ
ないやと、こう思った。
そしてにこにこ笑いながら

カ:『どうやら真理が掴めそうだな。手だして掴め。真理を』

天:『どこにあるんですか?』

カ:『あるとこなんてわかりゃしない。俺も。
お前の考えの中に掴まえるんだよ』




有りがたかったなぁ。わずか三千里歩いている間に、ぱーーーっと
もう帰る時には気分が優れて開けちゃった。

はぁ、今までは肉体を生活の状態、生存のコンディションに
終始気持ちぇものは引きずられてゆくんです。
自分でないもんを自分だと思ってたんだもん。
所有物を自分だと思っていたんだもん。




さぁそうすると、あたしは何だ。
心が体ばっかりにくっついちゃっていると
この心は否応なくさいなまれるのであります。
肉体の変化にしょっちゅう脅かされる。
しかもこれは自分の所有物で、自分でない。


本当の自分ってものはなんだってぇと言うと
みえないひとつの気体が自分なんです

そう思わない?あんたがた、心でいろいろ考えているのは
何が考えさせているの?


こういう私の話を聞いている時、あなた方が
いいとか悪いとか、そうか、そうでないとか
不思議だなぁ
わからねぇな、いや、わかったってぇいう風に考える
あの考えは何から割り出して考えてんの?あんた。

人間の体の頭のてっぺんにある大脳の微粒子細胞が
集合集散運動をおこしてそういうことを考えてんだ
と、言いたいでしょう。
実はあたしもそう思ったことがある。
だから頭から笑われちゃった。


極めて卑近な例から考えてごらん。

水道水の蛇口ひねると水が出る。

水道の蛇口をひねると水が出るが、水道の蛇口から
水が出たからって蛇口が水をこしらえたんじゃないだろう

いろんなことを思ったり考えたりするのを大脳ががする
からったって、大脳が思ったり考えたりすることを生んで
作り出して、いいかい、大脳にそういうaccomplishmentはない。

水道の蛇口に沸かす能力がないのと同じ

我らいろいろのことを考えるんだぜ
それを人間の大脳が、大脳のほうからattachmentするんでなく
その気の方から大脳の中に入り込むとその大脳がそういう風に
働くように人間だけができているから我らが万物の霊長となる。



犬や猫にも脳髄はあるけれども、これが感じない
ちょうど安物のラジオは世界の全ての電波は捕れない

けれども、高級なラジオはもうねぇ
どのチャンネルも捕れるだろう。それと同じなの。


そのどのチャンネルでも捕れる人間に生まれていながら
どのチャンネルでも捕らないでもっているから
そらぁ迷いがきたり、苦しみがきたり、執着がきたり
融通の利かない、やれ不眠 不吉な人生が来ちまっている。
そうすると、あろうことかるめぇことか文化の時代に生まれた
奴が神経衰弱にかかっちまう。

我らいろんなことを考えるわけだ。
考えさせる原動力となるべきひとつのものが宇宙の中に
あるから考えるんだぜ。

さてその気体はなんだ。
昔からちゃんとこの期待に対する言葉があるじゃねぇか。
日本語で霊魂 英語でsoul それが自分の正体なんだよ。

難しいと思う真理も解ってみりゃ以外に簡単

それは幸福の青い鳥のようなもの

水の中の魚が水を知らないように
真理の中で生きている人間もそれに気づかぬものが多い。





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by florence18 | 2014-01-03 17:01 | *how to 1


不安や悩みや病気を乗り越えて スパラシキ人生*にするための方法を書いてます。


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